2015/02/17 オートクチュールデザイン ウェディング
青い海と、青い空。
目の前に広がる雄大な自然の前で愛を誓う人前式。
それは、それは、大切な人たちだけに囲まれて行う式だから
”人前式” 以外考えられませんでした。
私は彼女たちをエスコートする、司会者役。
とてもアットホームに創り上げたかった。
でも、 ”誓いの場” として重要なこの時間は、沢山の想いを込めるということしか頭になかった私たち。
泣かないようにと頑張り、前日に主人を前に何度も重ねたリハーサル。
すべてのリハーサルは、失敗でした。
全泣き(笑)
もう心を込めて、読むしかないと心に決めた
もう一人の心の友 ”有賀牧師” から託された 『愛の説法』
ここにいる、ゲストたち、そして、新郎新婦に向けて、
そっと。優しく。心をこめて。
なみさんのこれまでを、知り尽くしているからこそ・・・
なみさんの永遠の笑顔が見たいからこそ。
牧師からの説法は、神様からのお手紙の用にゲストの心に浸透し
涙があふれ、心の底から喜びあい、大量の涙で皆の心が何かで浄化されていくような
透明で、キラキラした 不思議な時間だったことを思い出します。
『愛の説法』
長い月日を経て、今日、結ばれるふたりへ。
ふたり、目を閉じて、出会った日から今日までの日々を思い返してください。
あの頃は、まだ幼かったふたり。
夢を語り、共に笑い、時にぶつかり、涙し、支え合い、
いくつもの季節を共に過ごしてきましたね。
いつもふたりで同じ景色を見て、不器用ながらも、一緒に大人になってきました。
気づけば家族よりも長い時間そばにいて、誰よりも心を許せる存在で、
でも、そんな大切な存在が、いつしか当たり前となり、
やがて、すこしずつ思いやりを持ち寄れなくなっていった時、
ふたりは長い間つないでいたその手を離して、それぞれの道を歩むことを選びました。
初めて歩く別々の道。
ひとりで歩くその道は、もっと上手に進めるかと思ったけど
迷って、つまずいて、転んで、立ち止まって、思うようにはうまく前に進めませんでした。
右往左往ぐるぐると彷徨ってしまった長い長い道のり。
でもそれは決して無駄ではなく、「本当に大切なこと」に気付くために、神様がくれた
素晴らしい時間でした。
そして、一度は切れたはずの赤い糸と赤い糸は、ぐるぐると彷徨うちに、いつしかまた出逢い、絡まり、やがて今度は二度と外せない太い糸となって今日、ふたたび結ばれることとなりました。
向かい合って互いの手を取り合ってください。
なみこさん、
その手が、これまであなたをずっとそばで見守り、つらい時には背中を撫で、時には背中を押し、そっと幸せへ導いてくれていた優しくて温かくて強い手です。
このぬくもりを信じて、二度と離さないでください。
けいちゃん、
その手が、ちょっと不器用で、だけど純粋にあなたをまっすぐに愛する可愛らしい人の手です。あなたがいないとこの可憐な花は枯れてしまいます。その華奢な手をしっかりと握り、どんな
困難がきても力強く握りしめて、幸せへの道へ引っ張っていってください。
晴れた日に街を歩く時も、強い風で飛ばされそうな時も、冷たい雨で凍えそうな時も、
再び晴れて虹を見る時も、ふたりのその手はいつだってつないだままで、
その手がしわしわになるまで、握りしめ続け離さないでください。
その、愛する人の「手」こそが、ふたりが長い月日をかけて、見つけた「本当の幸せ」の証です。
いつまでも、お幸せに。
結婚式の本当の意味です。
豊かな時間。
野上 ゆう子(Nogami Yuko)
Wedding Designer
Dress Producer/Buyer
2004年 株式会社テイクアンドギヴ・ニーズに入社。500名以上在籍するウェディングプランナーの中から、これまで10名にしか与えられていない“ファーストウェディングプランナー”という称号を受けたT&Gを代表するウェディングプランナー。
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